以下、網走タイムズより抜粋
日本一のサンゴ草を再生させようと30日、地元の200人の市民ボランティア並び市職員有志らが群落地の原状回復に汗を流した。
東京農大の坂本助教の「種が落ちないようにそっと抜き取ってください」などの説明を受けさっそく作業開始。 男性陣は、人海戦術で土砂撤去に当たった。また、子どもたちと女性は、サンゴ草の種子集めを行なった。
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西が丘小4年の石川桃香さんは「根っこがうまく取れなくて難しいけれど頑張る。保育園のときに見た真っ赤な姿に戻ればうれしい。」と作業に励んでいた。 母の貴子さんは、「普段は何もできないが、少しでも助けになればうれしい。今日は子どもと参加できて楽しかった。以前の”じゅうたん”に戻したい。」と話していた。 卯原内出身の佐藤伸弥道義は、「地域を挙げて再生に進み出した。昔から見てきた網走の”赤”を子どもたちに残していきたい」と語った。
網走市能取湖サンゴ草再生協議会の水谷会長(網走市長)は、「大勢の市民、企業、団体の協力を心から感謝。市民と共に再生へ向けて一歩踏み出せた思い。ありがたい。」と多くのボランティアに感謝していた。