台風が来なくて良かった。でも、すっきりしない天気が残っちゃった、という感じ。灰色の厚い雲の下で、サンゴ草の色もくすんでいます。
日曜日だけあって、観光バスの台数が非常に多いという印象です。
また、最近は、車椅子の方も多勢訪れるようになりました。
駐車場から木道への道のりもスロープにするなど、バリアフリー化が進んでいますから・・・。
卯原内(うばらない)のサンゴ草は、どなたにでも見て楽しんで頂きたい、と私は考えています。さらに、自然の営みを間近かに接する喜びを味わって頂きたい、とも考えています。
私自身、中学生時代に、さんご草の存在と美しさに感動を覚えて以来、より多くの人に知らせたいと思ってきました。とうの昔から、さんご草自体は、様々な場面で紹介されて来ました。
しかし、富良野のラベンダーと比較しても、観客動員数の桁がまるで違います。
観光地とはいいながら、サンゴ草はまだまだ有名になりきっていない、というのが実態です。
しかし、私を含め卯原内(うばらない)観光協会の理事のみなさんが、ほとんど無報酬にもかかわらず、祭りを運営し案内所兼売店を経営し、サンゴ草の保護に献身的な努力を続けています。
まさに、さんご草の存在自体が地域の結束と活力をうみ、ここに生きる意味も幸せも感じさせてくれているのです。その意味で私は、さんご草は天からの贈り物だと心から思えるようになりました。
それでは、今日の定点撮影です。